ヒーター関連などの冷却水系統のトラブル相次ぐ
- 1月 24, 2025
- Uncategorized, ゴルフ7
- 投稿者 jank
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夏は冷房が効かないA/C関連のトラブルが多いですが、当然冬になるとヒーターのトラブルが増えます。
最近ジワジワ増えてきているのはゴルフ7世代のヒーターコアのつまりです。
ゴルフに限らず他車種も該当します。
もう定番トラブルの一つですね。
ですが毎年この時期になるとサーモスタットの交換が多いです。
夏に冷風を車内に出すエアコンの仕組みは高圧から低圧に一気に膨張し熱エネルギーが奪われたエアコンガスが急激に気化し温度が下がる性質を利用し冷やしていますが、ヒーターはエンジンで温められたエンジン冷却水の熱を利用して温めてます。
サーモスタットとはエンジンが十分に暖まるまでは冷却水を冷却系統に流さずに留めておく役割をしていて、車種によって異なりますが80℃前後になったら開いて冷却系統に流す役割をしています。
サーモスタットがダメになると開きっぱなしだったり開くタイミングが早すぎたりしてしまう為走行風でラジエターに流れた冷却水が冬の寒気にガンガン冷やされ続けてしまって永遠暖まらないという症状になります。
信号待ちやアイドリング時には水温計がぐんぐん上がってくるのに走り始めると水温が下がってくるとサーモスタットの故障です。
30分近く走ってヒーターが効かない車はほぼこれなのでご相談いただければと思います。